天岩屋戸神話 根の国訪問神話 誓約神話 八岐大蛇退治神話 恋山神話 八十神の迫害神話 因幡の白兎神話 大国主命の妻問い神話 黄泉の国訪問神話 佐太大神誕生神話
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古事記登場姫神
伊邪那美命(いざなみのみこと)(黄泉の国訪問神話)
多紀理比売・市寸島比売・多岐都比売(たぎりひめ・いちきしまひめ・たきつひめ)(誓約神話)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)(天岩屋戸神話)/櫛名田比売(くしなだひめ)(八俣大蛇退治神話)
八上比売(やかみひめ)(因幡の白兎神話)/刮貝比売・蛤貝比売(きさかいひめ・うむかいひめ)(八十神の迫害神話)
須勢理比売(すせりひめ)(根の国訪問神話)/沼河比売・御穂須々美命(ぬながわひめ・みほすすみのみこと)(大国主命の妻問い神話)
出雲風土記登場姫神
支佐加比売(きさかひめ)(佐太大神誕生神話)/玉日女命(たまひめのみこと)(恋山神話)
神  の  湯
玉造温泉は神と人とに彩られています。東側にそびえる花仙山(かせんざん)は、古代には、玉造山(たまつくりやま)と呼ばれ、美しいメノウの宝庫でした。その石を使って、勾玉(まがたま)や管玉(くだたま)などの優れた玉類が作られました。だから、玉造という地名が生まれたのです。玉造山の南麓には、玉類の製作を見守ってくださる櫛明玉命(くしあかるたまのみこと)を祭る玉作湯神社(たまつくりゆじんじゃ)が鎮座しています。出雲国造(こくそう)が新任のとき、此所で作られた玉を朝廷に献上し、また、斎場(さいじょう)に飾って、ひたすら精進潔斎(しょうじんけっさい)につとめました。玉造山の西麓、宍道湖が大きく湾入した水際あたりから、出湯がこんこんと湧いていました。悠久の昔から、尽きることなく流れでています。出雲国風土記によりますと、「ひとたび濯(すす)げば形容(かたち)きらきらしく、ふたたび欲(ゆあみ)すれば、万病ことごとく除(のぞ)こる」という神秘なお湯でした。人々が「神の湯」と名づけたほどの霊湯でした。陸から湖から、夜となく昼となく、人々が集まって、湯に入り、酒を飲み、歌をうたい、心身を癒しました。 遠い昔、神々も寄り集われました。対岸の佐香社(さかのやしろ)に百八十神(ももやそがみ)が集まって、酒を酌みかわされたように、神の湯にも多くの神々が集い、人々に倖(しあわ)せを与え、宴を楽しまれました。そのなかに、姫神たちの姿もあったに違いありません。
神と人がもりたててきた玉造温泉、今のその宴の余韻が嫋々(じょうじょう)と揺曳(ようえい)しているのです。
NPO法人 出雲学研究所 理事長 藤 岡 大 拙


編集/(社)松江観光協会玉造温泉支部 監修/NPO法人 出雲学研究所 理事長 藤岡 大拙 イラスト/渡部祥子 発行/まつえ南商工会
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