多紀理比売・市寸島比売・多岐都比売
(誓約神話)
(たぎりひめ・いちきしまひめ・たきつひめ/うけいしんわ)
黄泉の国から帰った伊邪那岐命は、水辺で禊をしました。
そのときに左目から太陽のようにこうごうしい天照大御神が誕生しました。次に、右目から月読命が、鼻から須佐之男命が誕生しました。
そして、伊邪那岐命は天照大御神に「高天原を治めなさい」月読命に「夜の世界を治めなさい」須佐之男命に「海原を治めなさい」と言いました。
須佐之男命だけは黄泉の国にいる伊邪那美命のところに行きたくて国を治めようとしないため、根の国に追放されました。
そこで、須佐之男命は、根の国に行くことを姉の天照大御神に伝えるため高天原に向かいました。
このとき、姉は高天原を奪いにきたと思い、戦争の準備をしました。
須佐之男命は訪れたわけを話すと、姉はなかなか信じようとしないため「姉上と私が子どもを生んで、作った子を見て決めましょう」。 はじめは、天照大御神が弟の剣を打ち折って、水で清め口に含んで吹きだすと、多紀理比売、市寸島比売、多岐都比売の三姫神が生まれました。
つぎに、須佐之男命は姉の髪かざりを清めてからかみふくめ、はきだすと五人の男神がうまれました。
天照大御神は「はじめの三姫はおまえの持ち物からうまれたので、おまえの子、後から生まれた男神はわたしの持ち物からうまれたので、私の子」。
須佐之男命は云いました「こころやさしい女の子がうまれたのは、私の心が正しいあかしです」。
高天原
…天上界
根の国
…地下の世界
読み仮名
伊邪那岐命…いざなぎのみこと
禊…みそぎ
天照大御神…あまてらすおおみかみ
月読命…つくよみのみこと
高天原…たかまがはら
須佐之男命…すさのおのみこと
伊邪那美命…いざなみのみこと
根の国…ねのくに
多紀理比売…たぎりひめ
市寸島比売…いちきしまひめ
多岐都比売…たきつひめ
須佐神社
全国に数多くある須佐之男命ゆかりの神社の中で、御魂をお奉りしている唯一の神社。テレビや雑誌でも日本一のパワースポットと紹介され注目を集めている。
本殿すぐ裏の樹齢役1,200年といわれる杉の古木にもスピリチュアルパワーが宿り、多くの方が参拝に訪れる。
【住所】
出雲市佐田町須佐730
【TEL】
0853−84−0605
【アクセス】
JR出雲市駅から南へ車で約35分
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編集/(社)松江観光協会玉造温泉支部 監修/NPO法人 出雲学研究所 理事長 藤岡 大拙 イラスト/渡部祥子 発行/まつえ南商工会
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