八上比売(因幡の白兎神話)
(やかみひめ/いなばのしろうさぎしんわ)

 須佐之男命を祖神とする大国主命の兄弟神たちは、八上比売に求婚するため因幡の国に向かいました。
 このとき、大国主命は荷物が入った袋を背負わされ、一緒に出かけました。
 気多の岬にやってきたとき、ワニをだまし、ワニの背中を踏んで海を渡ろうとして、ワニに丸裸にされた兎がいました。
 兄弟神たちは兎に「潮水を浴びて風にあたって寝ておれ」と教えました。兎は教えられたとおりにすると、皮膚が風に吹かれひび割れして、いたみ苦しんでいました。
 最後にやってきた大国主命は「真水で身体を洗って蒲の花粉をまきちらし、その上に寝ておれ」と教えました。教えのとおりにすると兎の身体は元どおりになりました。
 兎は大国主命に「八上比売はあなたと結婚されるでしょう」と言いました。
 兎の予言どおり八上比売は「大国主命と結婚します」と言いました。

因幡の国…鳥取県
気多岬…鳥取県白兎海岸



読み仮名
須佐之男命…すさのおのみこと
大国主命…おおくにぬしのみこと
八上比売…やかみひめ
因幡の国…いなばのくに
気多の岬…けたのみさき
蒲…がま



湯の川温泉
日本三美人の湯。
八上比売が大国主命の住む出雲大社へ行く途中に入浴したと伝えられる。
【TEL】0853−73−9240(斐川町商工観光課)
ホームページ

白兎海岸
神話「因幡の白兎」の舞台。白砂の浜が続く美しい海岸で、夏になれば海水浴場としてにぎわっています。国道沿いには童謡「大黒さま」の歌碑もあり、近くには「因幡の白うさぎ」を祭った白兎神社があります。
【TEL】0857−26−0756(鳥取市観光協会)

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編集/(社)松江観光協会玉造温泉支部 監修/NPO法人 出雲学研究所 理事長 藤岡 大拙 イラスト/渡部祥子 発行/まつえ南商工会
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